新しいレベルのオペレーション効率化を実現
データの自動入力やプロセスの効率化、そしてデータの正確性向上を実現する特許・商標管理プラットフォームは知財関連の文書処理にかかる作業時間の低減を実現します。
AQX® 知財管理プラットフォームは、AIを活用した「文書自動処理」機能で各国特許庁書類の取り込み効率化を可能にします。反復的な手作業による処理に費やされていた時間を削減し、より付加価値の高い業務へと時間を割り当てる支援を提供します。
各国特許庁とのシステム連携やAI文書処理で知財オペレーションを変革
これまで、特許庁から文書や書類を取得し、そのデータを管理システムに再入力する作業はコストや手間のかかるプロセスでした。
AQX知財管理プラットフォームを活用して多くの反復的な手作業を最小限におさえることで、知財ポートフォリオ活用のための重要なプログラムの実行など、ビジネスに価値をもたらす業務へと時間やリソース配分することが可能になります。
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商標対象のUSPTO TSDRを含む、4大特許庁(米国、WIPO、欧州、日本*)の特許庁書類自動処理で生産性を向上
**随時対応 -
書類自動処理機能を活用してデータ入力に費やされていた時間を削減
Microsoft® Azure (マイクロソフト アジュール)AI ドキュメント・インテリジェンスでAQXが世界の主要な特許庁書類を自動的に処理。この機能は2024年下半期現在、850の文書を網羅しています:米国特許庁書類 400、欧州特許庁書類 450~随時追加予定 -
検証画面から書類を確認・承認してデータの正確性を確保
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USPTO 892フォームの自動処理や関連技術の引用を簡単に相互参照できるCitations Matrix(引用マトリクス)を活用してIDSプロセスを最適化・スムーズに実行
「この文書自動処理機能を活用すると、特許庁とのやり取りや書類の処理を自動化することができます。IBMのような膨大な知的財産ポートフォリオ持つ組織にとって、書類や文書を手作業でダウンロードするのは時間がかかるタスクとなります。このようなタスクには、自動化が大幅な時間短縮を実現させてくれるのです。」
IBM社 IP Law Systems Lead
Maria Sova(マリア・ソバ)-「クライアント紹介」より抜粋
知財チームの支援
知財オペレーションを明確に可視化するプラットフォームは、大量のデータを迅速に管理したり円滑なオペレーションを実行するのに役立ちます。AQX知財管理ソリューションは、オペレーションのレベルアップに必要なツールを提供し、知財案件管理を行うチームを支援します。
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反復的で時間を費やすタスクを排除し、組織のビジネスにとって価値をもたらす活動にチームやリソースを集中
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データの自動入力や一括アップロード、そして自動化された期限追跡でオペレーション効率を強化
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インタラクティブなダッシュボードを使用して作業負荷を最適に管理。作業タスクと割り当てを容易に調整、潜在的なボトルネックを特定、人員配置の制約に備えることも可能に
正確なデータでリスクを低減
組織のデータを正確な状態に保つことは、知財業務チームにとって重要な職務です。AQXは、すべての知財タイプを網羅した各国知財法務に対応するAnaqua Law Engine(ローエンジン)でデータの正確性を維持する支援を提供しています。各国の知財法規を網羅するLaw Engineは、設定された条件が満たされると自動的にワークフロープロンプトを起動する機能を提供しています。
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最新データで体系的に維持されたグローバル特許・商標のデータベースを活用した自動同期と検証の機能で書誌データの品質を向上
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アナクアが提供する特許年金管理支払い・商標更新管理支払い代行サービスをシステム統合して期限管理や支払い額、支払い状況などの知財費用に対する透明性を向上
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アナクアが提供するデータ検証サービスを活用してマニュアル検証と自動化を組み合わせたデータ精度を実現。AQXプラットフォーム上のデータを最新で正確な状態に維持
業務チームのコラボレーション強化
連携不足は業務チームの作業速度を低下させ、効果的な問題解決を妨げかねません。AQXはチーム間のコラボレーションを促進させたり日々のコミュニケーションを効率化するように設計されています。
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ポートフォリオと案件情報のステータスを視覚的かつ動的に報告・共有。社内の関係者、海外関係者、外部事務所との意思決定プロセスやコラボレーションを強化
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特許事務所や社内関係者との書類のやりとり、ワークフロー、コミュニケーション、指示を自動化
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Anaqua Connect®(アナクア コネクト)で異なるシステム間への重複するシステムデータ入力作業を排除。シームレスな作業環境を実現
アナクア コネクトは、企業がAQXを使用し外部特許事務所もアナクア コネクトを使用している場合にご利用できます。
「アナクアはクライアントの皆さまからIDSプロセスに関する豊富な知識や、ワークフロー管理を複雑にする内部データ、外部データ、政府書式などに関する要因について、情報を収集してきました。テクノロジーとUSPTOおよびAcclaimIP(アクレイムIP)の特許データを組み合わせることで、課題に対応しながらIDS管理を自動化してクライアントの皆さまを支援しています。」
アナクア
プロダクト&イノベーション部門
シニア・バイス・プレジデント
ヴィンセント・ブラウト