アナクアとAnyGen AIが戦略的パートナーシップを 締結、知財市場にAIソリューションを提供

2024年1月30日 ボストン – 知的財産管理そして発明管理ソリューションの大手テクノロジープロバイダーであるアナクア社（Anaqua）が、業界標準の大規模言語モデル（LLM）を含む最先端の AI ソリューションを 知財市場に提供するために、AIアプリケーション・インフラストラクチャー会社のAnyGen AIと戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。

このパートナーシップを通してAnyGen AIは、独自のAI技術を活用し、クライアントの特定のユースケースに合わせた知財ソリューションを構築します。アナクアとAnyGen AIとのコラボレーションの初期フォーカスは、特許のために特別にデザインされた自動分類のための機能です。クライアントごとに安全に管理されるこの新機能により、特許権者は関連する第三者特許を含む特許ポートフォリオを自社固有の特許分類法にもとづき効率的かつ一貫性をもって分類することができるようになります。該当クライアントとの共同テストと開発を経て、今後一般リリースされます。

この特許自動分類機能は、クライアントの知財業務フローの合理化を支援するためにAIテクノロジーを活用するという、アナクアのイノベーションへのコミットメントを大きく前進させるものです。AnyGen AIのソリューションをアナクアのAQX®およびPATTSY WAVE® IPMSプラットフォームに統合し、AcclaimIP™特許分析ソフトウェアとデータセットを活用することで、アナクアはクライアントが研究開発を加速し、先行技術調査を簡素化し、競合分析を推進し、知的財産から新たな収益化の機会を特定できるよう支援することを目指します。

「AnyGen AIの類まれなるAI機能とアナクアの知財管理分野の専門知識を組み合わせることで、新しい特許自動分類機能やその他の知財ビジネス管理ツールを共同開発し、クライアントの日々の業務に具体的な利益をもたらすことができると考えています」とアナクア社最高経営責任者（CEO）のボブ・ロメオは述べています。

「AnyGen AIの分析的AIと生成的AIの両方における専門知識と経験は、アナクアの知財ビジネス管理ソリューションに強力な付加価値をもたらし、クライアントの知的財産の管理と活用を変革する支援を可能にすることでしょう。」

また、AnyGen AI 社最高経営責任者（CEO）のSuresh Vallabhaneniは次のように述べています。

「アナクアには素晴らしいイノベーションの歴史があります。クライアントにAIソリューションを提供するためにAnyGen AIが選ばれたことを光栄に思います。特許自動分類機能により、効率性、一貫性の向上、そしてこのタスクに関するコスト低減が実現し、自社の特許分類の観点から競合特許を分析できるようになるでしょう。」

アナクアとAnyGen AIは、知財分野における他のAIソリューションについても取り組みを行っており、詳細については今後順次発表を予定しています。

＊英語以外の他言語における対応は順次お知らせいたします。